くやしいこと わかること


わたしはアメトーークをよく見る。木曜深夜と日曜ゴールデン、欠かさず録画してみている。
日曜は家族で見て楽しくなりそうなものをやっているけれど、木曜は結構マニアックな表題を収録してる。今日の相方のツッコミ最高芸人は、各々の良さとほかの良さがミックスになっててとても良かったし、面白かった。東京03の飯塚のクセがすごいが一番良かった。
そんな話はさておき、その木曜深夜にやってたアメトーークの読書芸人というくくりで、出演してた光浦靖子が本を読むにあたってどのような気持ちとか読み方を聞かれてる時にこう答えていた。
人の喜怒哀楽の中で、一番最初に出るものって怒り。だから、その気持ちがのるまでは読むのを途中でやめられない、的なことだったと思う。


隣で見ていたお母さんも確かに、と言っていた傍らで
言われてみれば確かにそうだと思った。
だって、この4つの中で、他人も自分もとても気を使う感情は怒りか哀しみだし、なんとなくだけど、哀しみは声をかけやすくても、怒りってなかなか声掛けにくい。ベストオブ気を使うのは怒りなイメージがある。


私は怒ってる人も、怒鳴り声も嫌い。
だから、避けていた感情だったけれど、その怒りをわかれば、その人のことちょっと見えるのかなって思い始めた。
友人は怒りを原動力にして生きてるって言ってるし、何に怒っているのかをわかれば、逆にそれをしなければ怒られることはないってことなのか。

少し自分に置き換えて考えてみた。
そうしたら、同じくくりなのかは分からないけど、怒るのは大体しょうもないことだけど、私は悔しい気持ちは結構あるなって思った。


例えば、本を読んでいて、ミステリーだったとする。
マジックのタネを探るようにじっくり読んでも、最後まで犯人が自分でわからなかったら悔しくなる。
ミステリーじゃなくても、文章が難しい本を読んでいて、理解出来なかったら悔しい。巻末の解説を読んでやっと分かってスッキリする反面、悔しい。

あとは、数値的な結果を出すよりも、自分の力になれてたか否かの数値的でない過程を気にして悔しくなる。
友人の相談にうまくアドバイスを言えなかった時、言いたい事をうまく救い上げることができなかった時、納得できてスッキリするような時間を相手に過ごせてもらえなかった時、そんな時は何がいけなかったのかなーどんな話をすればよかったかなー、なんて、解散してすぐに反省し出す。


他にも音ゲーでフルコンが出来なかったとかそんなしょうもない事もあるけど、大体いつも悔しがるのはこの2つ。一貫して、分からなかった事やゼロの状態から、探って正解を出すことにこだわってるんだって気づいた。
だから悔しい。基本的に私自身色んなことに無関心なのだから、まずこういう風に悔しいと思うってことは、上位に食い込む関心事なのだな。と改めて思った。




悔しいも怒るも、別の感情だとは思うけど、どっちも絵に書いた時、顔を真っ赤にしたり、苦しそうな顔になる気がする。
別に泣いたり、病んだりしなくたって、苦しくなることはあるし、涙を流さなくてもそういう気持ちだけで分かることってあるんだなと思った。
そういう気持ちも、人のことわかる手立てなんだな。